ふたりぼっち兄弟 〜No.±0〜【BL寄り】


俺は買って来た牛乳を抱き締めるけど、無慈悲にお母さんは許可を出す。



「やり過ぎるなよ」



近所では噂になってるんだから、世間話をするように肩を竦める。


すると恋人さんは、身を硬直させている俺に歩み寄ってきて強く腕を引いてきた。

拍子に牛乳を落とすけど(お母さんに怒鳴られた!)、恋人さんは構わず「遊んでやるよ」意地の悪い笑みを浮かべて俺を見下ろしてきた。



「治樹だったっけ? 名前」

「は…はい」


「お前、男の子だよな。
男ってのは忍耐が必要だ。

ちょい我慢ゲームってのしてみようぜ」


「が、我慢ゲーム?」



どういうゲームだよ、それ。


疑問を抱く俺が、ゲームを理解するのはその直後。



それはゲームっていう名の、ストレス発散ゲームだった。