【自宅に帰宅】
(PM18:15)
公園で一日を潰した俺は、お母さんの言われたとおり牛乳を買って帰宅した。
お母さんは、新しい恋人と一緒だった。
リビングでテレビを観ている。
また違う恋人を作ったんだ、お母さん。
なんかすっげぇチャラチャラした恋人さんだなぁ。
髪がパッキンだ。
香水くさいし…、なんか如何にも悪そうな人っぽそう。
お母さんの恋人ってこんな人バッカだ。
「ああ、帰ってたのか」
お母さんは帰ってきた俺を見るなり、「こいつあたしのガキ」一応恋人さんには紹介してくれる。
投げやりだったけど。
興味なさ気に恋人さんは俺を見てきた…、取り敢えず挨拶する。
お母さんに後で煩く言われるだろうから。
そしたら恋人さん、
「ちょっと遊ばせてくれよ」
ってお母さんに許可を出してくれるよう頼んできた。
すっげぇ嫌な予感がした。