こうして俺は母親を除く、母親の恋人達と親父に脅しと手を加えてやった。
親父は不良達は勿論、俺の変貌っぷりに酷く狼狽していたようだった。
ま、変貌したんじゃなくて、こっちが素だったんだけどな。
俺が本当に良い子だった時代はひとりだったあの頃だろう。
さてと残りは母親だ。
母親にはじわりじわりと苦しんで欲しかったから、俺は三日ほど、忠志達に頼んで母親に絡んでくれるよう頼んだ。
その時、恋人達に手を下したこと脅しを告げて欲しい。
黒幕が俺だってことをばらさないように、そう補足して。
するとどうだろう、三日の間で、あいつはヒステリック気味になった。
忠志達が上手く母親を追い詰めてくれたようだ。
「不良に恨み買うようなことしたか?」
寝室でブツブツと独り言を吐き、恐怖と闘っている姿が見受けられた。
愉快とはこのことだと思う。
けど、まだばらさない。
ヒステリック気味になったあいつの八つ当たりに耐えながら、三日間、忠志達に甚振ってもらった。



