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高2に進級しても、俺は相変わらずの暮らしっぷりだった。


母親に虐げられ(時に恋人に虐げられ)、手足となって働き、甚振られている。


父親がたまに帰宅する事があるけど、大半は母親と性交をするか、金銭面について話し合うか。俺等息子の存在はガン無視だ。


リビングで息子達がこき使われても流し目、珈琲を啜って母親と話し合う。


それだけどうでもいい存在らしい。


虐待されても、自分に害がなければ、おかまいなしだ。


こき使われている俺等に平然と珈琲のおかわりを要求する始末。



腹立たしいったらありゃしねぇ。

俺等を完全に舐めてやがる。