許されない、キスをしよう。





美味しくて、パスタを口いっぱいに頬張っていると、前から視線を感じる。



「…えと、蒼?」

「なーに、律萪ちゃん?」



じーっと私を見ている蒼。
…見られてると、すっごく食べにくい。



「…食べにくいんだけど。」


「や、律萪ちゃんがあんまり美味しそうに食べるから。」




なぜか恥ずかしくなって、私はうつむきながら水の入ったグラスに口をつけた。


だめだ…。
最近完全に、蒼のペースに巻き込まれてる。