「…っきゃあぁああぁ〜〜っ!」
「いぇえぇ〜〜い!サイコー!」
ジェットコースターの最前列。
いわば先頭のところに、私たちは乗っている。
…ってか私。
なんでこんな素直に楽しんじゃってるんだろう。
チラリと隣に座る蒼を盗み見る。
蒼は本当に楽しそうで…
思わず、こっちまで微笑んでしまった。
「楽しかったね!次行こ次!!」
「ちょっと待って蒼!テンポ早くない!?ギブ!」
私は両手をあげて降参のポーズをする。
さっきから、ジェットコースター3回連続なのだ。
さすがに無理がある…。
「えー?もう?」
意地悪く笑う蒼。
…なんだか素直に降参するのはムカつく気がする。

