「…っ!!」 やっと見つけた。 …のに、声が出ない。 会いたい… ちゃんと話がしたいよ…! 「…っそうーーーーっ!!!」 これ以上ないってくらい、私はまわりにかまわず叫んだ。 その瞬間、びっくりしたようにサングラスをかけた蒼が振り返る。 その後、じっと私を見て、近づいてきた。 さいわい、まわりの人は何かのロケだと思ったらしく、騒ぎにはならなかった。