許されない、キスをしよう。





「…っよし!!」

私は強く顔を叩くと、勢いよく立ち上がった。



まずは自分から立ち上がらなきゃいけないような気がする。
一人うじうじ引きこもっていても、なんにも解決しない。




久しぶりによそいきの服を着て、出かける準備をする。



「…行ってきます!」

少し大きな声を出して、私は家を出た。