そんなある日のこと。 ソファーで、いつのまにか眠ってしまっていたらしい。 何度もなるインターホンの音に、私はあわててインターホンの画面を見た。 「もーっ、おっそーい!!今すぐ開けてーっ!!」 「…呉葉!?」 液晶画面には、でかでかとうつる呉葉がいた。 …呉葉のことだから、きっと開けるまで帰らないだろう。 私はしぶしぶオートロックの鍵を開けた。