「俺らは、小学校からこの学園にいるんだ。 だから、わからないことがあったら言って」 ニコッと微笑む城井くん。 私はそれに答えるため、頷いた。 「なぁ、腹減った~!! 早く寮戻って、飯食べようぜ!!」 そう斉藤くんが言うと、すかさずに新谷くんが 「おまえのせいで、寮に戻ろうとしてんのに遅くなってんだよ!!」 と、またつっこんだ。