「あと、俺のことは爽って呼んで? 八王子って長いでしょ?」 八王子くんは、綺麗な顔を傾けた。 たしかに、長いけど……。 「いや」 「呼べよ。 じゃないと、またキスするよ?」 妙に声が色っぽくて…… 声を聞いただけなのに、体の温度が上昇していく。 「えぇっ!?」 「キスされたくなかったら、呼べよ」 私は、しぶしぶ口を開いた。 「そ…う……////」