「ふぅ〜ん。
おまえは“男嫌い”を直すために
この高校に来たってわけか」




「まぁ……そういうことです」



「じゃあ、俺がおまえの“男嫌い”を直すのを手伝ってやるよ」


「えっ……///」


なんか、また顔と顔との距離……
すごい近いんですけどっ!


自分でも体が熱くなっていくのがわかる。


その反応を楽しむかのように八王子くんはくすっと笑った。