「そういえばさ、おまえって男嫌いじゃなかったっけ?」 爽は思い出したように急に言った。 「うん…」 「俺とかは大丈夫なの?」 「うん」 爽は、フーンと頷いた。 「でも、女だって知ってんのは俺だけだもんな」 強気にそう言って、 「てことは……」 ちょっと考えた後……