「言わないの?」 そう言って、私のネクタイに手をかける。 「まじで、ここで犯すよ?」 こ、この人……本気だ。 恥ずかしい……けど……いつかはきっと伝える日が来るんだ。 それが今なだけ。 だから…… 「……き……////」 私は重い口を開いた。 「何?」 私を見つめる爽の瞳が優しい。