――――――――――――――――…。 文化祭も終わり、部屋へと急いだ私。 はぁっはぁっ……。 走ったために息が上がっている。 よしっ!! 私は心の中でそう言って部屋の扉を開けた。 「そ……う……」 爽は、何か本を読んでいたらしく、その本を置いて、私の方を見た。