―――…。


「はぁぁー!!」


「おつかれ、柚希♪」


私は、大きなため息をついた。


「あとは、結果を待つだけっ!!」


テンションが低い私に、斉藤はペラペラと話を続ける。


結果とか……。


私、優勝しなかったら本当にショックで立ち直れないかもー!!


「でもさ…野中、まじで女みたいだったよ」


新谷が私に視線を落とす。