ってか……。


私、これで優勝しなかったら、女として否定されたってことになるよね??


そ、それは……


絶対に……


イヤー!!!!


「こんにちはー!!
みなさんっ!!今年もやってきました!!
今年の優勝は誰のものに!?」


司会進行の人が、外で叫んだ。


ついに、始まるんだ……。


私はゴクリと喉を鳴らした。