ヒミツのお姫様☆



茹でダコのように真っ赤になる私の顔。


そんな私の耳元に爽は口を持ってきた。


次は、何をされるのかと身をよじる。


「似合ってる」


爽は、私の耳に甘い声を落とした。


その声に、ピクリと体が反応する。


に……似合ってる……??


「えっ「早く行けっ!みんな待ってんだろ?」


爽は、私の言葉を遮った。