ヒミツのお姫様☆



「ちょっ……誰か来ちゃったら……///」


変な感覚に陥る私の声なんて、爽は無視する。


さ……さすがにこれは、ダメでしょ。
ここ、仮にも学校。


それに、誰か来ちゃったら…誤魔化しようがない。


そんな考えが頭の中をグルグル回る中、爽は顔を上げた。


そして、そのまま……


ちゅっ


私の唇に触れるだけのキスを落とした。