ヒミツのお姫様☆



その男の人は、私のネクタイに手をかける。


……!!



「やっ!やめてっ!!
き、着替えるからさっ!」



もう、これはしょうがない。


出るしかないな……。



「やっと、その気になったかっ♪」



と、気分良く男の人は言う。


なってないっての!!


でも!
出なきゃなんないんでしょっ!?


イライラしながら、


「着替えるんで、外に出てくださいっ!」


私は口を開いた。