「ゆーずきー!!!」 「う、うわっ!!」 突然、斉藤が私に飛びついてきた。 「おまえ、可愛すぎる///!!」 顔を真っ赤にする斉藤。 「ほんと、可愛いじゃん」 「本当に女みたい」 新谷と城井も斉藤を私から引き離しながらそう言った。 いや……。 私、本物の女だから、そう言ってもらえないと逆にショックだよ。 「ありがと」 私は、そう思いながらも、笑顔で言った。