「そんなこと言ってるけどさ? 身長だって。 男にしては小さいし。 見た目だって……どちらかといえば、女々しいっつか……可愛い感じじゃん?」 さらに私と八王子くんの顔の距離が縮まった。 鼻の先が少し触れる。 触れた鼻の先が溶けそうに熱くなっていく。