……コンコン


扉をノックする。


「はい」


久しぶりに聞くお父さんの声が聞こえ、
恐る恐る部屋の中に入る。


「た……ただいま……」


「おぉ、柚希か。
おかえり。どうだ?学校は」


開口一番それかい!


心の中で、つっこみを入れる。