『俺は王国の王子だけど人間ばかりいて狼は少ないんだ』


公園のベンチで休みながら境遇を語り始めた狼男。


「私も似たようなものだ。レディースと呼ばれてる」

『俺もヤンキーだとか言われてる』

なんだか似たような境遇の二人


さっきまで闘ってたのが嘘のように打ち解けていった。