『……。』 めんどくさい奴に、見られてしまった。 きっと圭が言ってる桃校の子っていうのは、ことりのことで。 そんなんじゃないのに、圭の頭のなかでは、色々とピンクな妄想が広がっているのだろう。 「圭ばっかりいいよな~。 頭よくて可愛い彼女、俺もほしいよ。」 どんどん勝手に、話しを進めていく圭。 否定する間もなく繰り広げられるマシンガントークに、俺は若干たじろぐ。