初カレ

アパートの玄関をトントン叩く音がする


「京子じゃね？」


「もう時間かなり立つしな」


「ちょっとゴメン」


と あたしの上着をいきなり破る


「これくらい我慢しろ やったようにしないといけないだろ！」


あたしは恥ずかしいさでいっぱいになりそばにあった布団を頭から被った


雅義さんが玄関を開けると京子さん達が


「いつまで時間かかってんの？」


と いいながら入って来た