だんだん間隔が短くなってきた 夜明け病院へ行き陣痛室で陽くんに腰を摩ってもらいながら耐える 「半端じゃないよ この痛み!いつまで続くの?」 「もう少し頑張って」 あたしの両親もやってきて 「麻衣!!そんなんでどうするの?母親になれないわよ!!」 「そうだよ!」 なんて耳元でうるさい みんな他人事だと思って!!! いよいよ分娩室へ移動 陽くんは立ち会いを希望してるから一緒に入った 「腰がーーー!!!ちぎれちゃう!!!」 そのたびに腰をさすってくれるやさしい陽くんだ