「麻穂〜 早くしなさい」


「待ってよぉ〜」


「父さんに置いていかれるわよ〜」


毎朝の光景だ


麻穂はいつも陽くんと出かける


そして途中降ろしてもらってる




「麻衣!いいよ そんな焦んなくても」


「もー全く!!・・・」


しばらくすると準備を終えた麻穂が降りて来た


「母さん 今日あたし晩御飯いらないから!」


「デート?」


「ピンポーン!」