目的の場所から帰ると 祐輔とご両親とが、 ガラスの向こうの無菌室を じっと、見つめていた 「隼人、何やってたんだよ! 香澄… さっきより、容体悪くなってんだよ… くそっ…もう…ダメなのかよ…」 肩を落とし、 俯く祐輔… 「そんなワケねえよ、 香澄は、結構強ぇんだぜ… そんなコト、あるもんかよ…」 ポケットに手を入れ その中の小さな箱をギュッと握りしめる そして… 無菌室から出てきたアニキに、 俺は、あることを頼んだ…