ピュア☆ラブ


香澄のいる無菌室から
出てきたアニキに
香澄の容体を聞けば…

重篤な合併症を起こしてるそう…

移植早期によく見られるが、
香澄は、今、
意識が朦朧としてるそうだ…


「おい、尚人、
香澄、なんとかかなんねぇのかよ?」


アニキに
詰め寄る祐輔…


「俺たちも、香澄同様、
必死で戦ってるよ

だから、
祈っててくれ」


アニキも同じ、

みんな、香澄を助けたいんだ…



「祐輔…

俺、少し、寄りたいとこがあんだわ

少しでも変化があったら、
俺の携帯に連絡くれるか?」


「おまえ、こんな時にどこ行くんだよ」


キツい顔つきで
俺に向かって言う祐輔


「どうしても、
行っておきたいトコがあるんだ

頼む、祐輔…」


真剣に祐輔の瞳を見つめると、
祐輔は、
コクリと頷き


「わかった
早く、戻ってこいよ、」


気持ちよく送り出してくれた