香澄の病室は、
菌が入らないよう、
仕切りがされてる無菌室
ガラスの向こうには
酸素マスクをつけ
横たわる香澄
「なぁ、隼人、
移植、成功したんじゃなかったのかよ?
なんで、容体急変すんだ?」
心配そうに
ガラスの向こうの香澄を見つめる祐輔
「成功は、したさ…
だけど、
移植は、いろんなリスクが伴うからな…」
ガラスの向こうには、
マスクと無菌服を着た
アニキも香澄の治療にあたっている…
「とにかく、
アニキが出てこないと
詳しいこと、聞けねぇ…」
俺と祐輔は、
ガラスの向こうをじっと見つめるしかなかった

