移植手術も無事に終わり、
祐輔も香澄も
病室へと運ばれた
香澄の容体も安定して
翌日には
健康体の祐輔は、
ゆっくりだが、
歩けるようになり、
ヒマなせいか、
香澄の病室にいる俺を
たびたび、
呼びつけた
そんなの、
俺が香澄の傍を離れるワケねぇだろ…
祐輔の呼び出しを
ムシすれば、
祐輔が、香澄の病室まで
のこのこ来やがる
「隼人ー
なんか、面白れぇコトねぇのー?」
ドアを開けるなり、
そうほざく
「うるせぇよ、
香澄、まだ寝てんだから静かにしろよ」
同時に入ってきた
看護師さんに声をかけ、
そして、出ていく後ろをついていった
まったく、
昔の俺みてぇだよ…

