香澄と祐輔が入って行った 手術室のランプが点き 廊下の椅子に 腰掛けた 向かいの椅子には 香澄と祐輔のご両親が 座ってる 「隼人くん… まだ、時間かかるだろうから、 一旦、家に帰るといい 君には、 大切な試験が控えてるんだから…」 香澄と祐輔が心配なハズなのに 俺の試験の心配までしてくれる ご両親に、 なんだか、温かい気持ちになった 「大丈夫です 俺も、一緒にここにいさせてください」 そう、 家に帰ったって、 落ち着かないし、 なにより、香澄の傍に 俺はいたかった