「何言ってンだよっ! 俺が、香澄の傍にいたいんだよ 香澄の姿を見ながら 勉強したいんだ だから、 そんなコト言うなよっ」 「でも…私… きっと…もう…助から…な…」 「なに、言ってんだよっ ドナーだって、 きっと見つかるし! 今の医学なら、 香澄が、ちゃんと 元気になる方法、 いくらでもあるんだ そんなコト、絶対に言うな それに… 俺がついてるから… 大丈夫だから…」 今にも香澄の瞳から 涙が零れ落ちそうだった ベッドに横たわる香澄の 手を握りしめた