もうすぐ、 香澄と出逢って 1年が経とうとする12月なのに… 香澄のベッドの傍の椅子に腰かけ、 香澄の手を握りしめていた 疲れが溜まってたせいか、 少しばかり、 香澄のベッドの脇に うつ伏せて 眠ってしまっていた時だった 俺の頬をなぞる感触… なんだ? なんだか、気持ち…いい… この感触、 覚えが…あ…る… ゆっくりと目を開ければ、 俺の方に 愛しい人が視線を送ってた…