「隼人… なんで、気がついてくれないの? なんで、連絡してくれないの? 私、待ってたのよ… 隼人なら、助けてくれるって思ってたのに… あの時、言ったじゃない! 困ったら、 俺のトコに来れば、 オヤジの金でなんとかしてやるって! 言ったじゃない!」 言いながら 俺に詰め寄る久美子 そして、 幼子の手を離し、 俺の胸元へ身体を押しつけ その腕は、 俺の腰の後ろへと回った その瞬間を、 俺の忘れ物を持って エレベーターから降りた香澄が 見ていた…