ピュア☆ラブ


「隼人…
口が裂けても、誰にも言うなよ、
俺だって、職権乱用、個人情報の漏えいで
医師免許、剥奪されたら
たまったもんじゃねぇからな…」


「わかってる、
アニキには、迷惑かけねぇ」


俺も、覚悟はしてた


「彼女は…
『急性骨髄性白血病』だ

しばらく、入院が必要な身体だ…
ドナーが現れて、
骨髄移植出来ればいいが、
そう簡単にはいかないからな…

まずは、化学療法で
治療していくことになる…

来週、家族を呼んで
説明するつもりだ

だから…」


俺に、決して、彼女にこのことを
言うな、という、アニキの鋭い瞳が
俺に突き刺さる


「わかってるよ、
言うワケ、ねぇだろ…」



「よし、俺もお前を信じる…

じゃ、俺、寝るからな、
母さんには、起こすなって
言っといてくれ」


「あぁ、わかった」


思い足取りで
アニキは
2階の部屋へと向かっていった