時は夕方。 目に染みいる茜空。 3年間で見た一番綺麗な景色。 これからは。 お姉ちゃんの事、もっと優しく見れるだろうか。 和美とも、ちゃんと仲直りができるできるだろうか。 そしていつか。 私を好きになってくれる人を好きになれたらいい。 きっと来る。 そんな日が。 だって私はもう、ただのいじけ虫じゃない。 ちゃんと恋に一生懸命になれた、 お姉ちゃんみたいな女に、なれたんだから。 【END】