そしてやっと苦痛だった午前の授業が終わる。


私はさっと机の横にかけてあるお弁当の入ったバックをとり、奈々や里沙、他2人のところに小走りする。




そこで机をくっつけお弁当をひろげる。



いつも話すことといえば常に恋ばな。


他にも芸能人の話や好きな曲の話、そして今日のお弁当のおかずのこと、そしてたまに先生の悪口とか。





そんな他愛ない話をテンションMAXに近いテンションで話す。



「キャーっ今日の樹菜たちのお弁当たこさんウインナーはいって・・・・『キャーーーーーっ!!』




奈々の言葉を押し潰すほど大きな女の子たちの甲高い声がした。