何分かして・・・ 唇がようやく離れた。 酸欠寸前。 私が必死に酸素をとりこんでいると聖が口をひらいた。 「樹菜・・・ 落ち着いたら部屋から出ろ。 じゃあな」 そう言って聖は部屋から出て行った。 バタンとドアの閉まる音。 次の瞬間。 「な・・・・なんでぇ・・・?」 私の頬からは大量の涙が溢れてきていた。 なんで泣いてるの・・・・? そんなの理由は分かってる。 なんで自問自答しているんだろう・・・。