美嘉那Side


あれから数ヶ月。



私のお腹は大きくなり、いつ生まれてもいいらしい。

でも、まだ陣痛はない。


「哉夢ー!!
ご飯だよ。遅刻しちゃうよー」


リビングから声をかけた。

でも、降りてくる気配はない


「よいしょっと」


私は大きなお腹を抱えて哉夢を起こしにいった。