あたしはハッキリ覚えてる。



醜いものを見るような目であたしたちを見て、



髪の色のせいでみんなに気味悪がられ、



親にはアンタたちなんかいらないと言われる始末。



あんな親、必要ない。



最初からいなかったって思いたいぐらい。