離れて欲しくない。

俺は
「頼みがあるんだ…」

美)「なぁに?」

「眠いから膝枕してもらえないか?」

嘘だけどまだこいつと一緒にいたかった。

美)「私のなんかでよかったら」

女は足をポンポンと叩いた。


「ありがとう美嘉那おやすみ」

俺は認めた奴は名前で呼ぶんだ。

だから美嘉那を名前で呼んだ。


「おやすみ」


俺は美嘉那の膝枕で眠ってしまった。



美嘉那は俺の頭を撫でている。

心地いい。

END