玄関付近、
言い合いしてる声が聞こえた。
遠すぎてよく聞こえねぇ。
「春輝のバカぁぁぁっ!!!」
......夏姫...???
やばい....
こっち来るっ!!!
階段の死角に身を潜めた。
「.........っっ...」
泣いてる。
たぶん、いや絶対。
ほとんど条件反射だ。
俺の足は、夏姫を追っていた
言い合いしてる声が聞こえた。
遠すぎてよく聞こえねぇ。
「春輝のバカぁぁぁっ!!!」
......夏姫...???
やばい....
こっち来るっ!!!
階段の死角に身を潜めた。
「.........っっ...」
泣いてる。
たぶん、いや絶対。
ほとんど条件反射だ。
俺の足は、夏姫を追っていた


![じいちゃんの柿の木 [完]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.787/img/book/genre3.png)