恋迷路〜マイゴノコイゴコロ〜





「っちょ!先輩!速いですって!ちょっとくらい休憩させてくださいよ〜っ!!」


息を切らしながら、私は智晴先輩の後を追う。




智晴先輩って、みためクールで。
中身もクールで。
…だけど、時々幼い子供みたいになる。




カラオケボックスの隅の方でポテトをひたすらつまんでいた時もかわいいなぁ〜なんて思ってしまったっけ。


今も、学校では見せない笑顔で、この状況を楽しんでる。





…だめだって、分かってるけど。
いけないって思うのに。


どうしようもないくらいに、先輩が好きだって気持ちが溢れてきて…。
胸の奥の方が、きゅうって苦しくなる。