「柚杞ーっ!心配したよ〜。」 次の日。 登校するなりガバッと美依に抱きつかれる。 「ごめんごめん。迷惑かけちゃったね。」 私が謝ると、美依はブンブン頭を振った。 みんなの顔を見ながら、少し胸が痛む。 まだ… 話せるほど、気持ちの整理がついていない。 自分の、智晴先輩への思いも。 今までにあった智晴先輩との思い出も。 全部、整理できていない。 …ごめんね。 いつか、ちゃんと話すから。 心の中で、みんなに謝った。