「遅くなってごめん!」 ガチャリとドアが開いて、夏樹先輩を先頭にみんなぞろぞろ部屋へと入ってきた。 …一番後ろに、智晴先輩もいる。 「自己紹介しようぜ!」 夏樹先輩がハイテンションで言った。 「じゃあまぁ俺から。河部夏樹です。よろしく!」 そんな感じで、全員軽い自己紹介をしていく。