「…優介先輩?ここ…」 「黙って。」 優介先輩に今の状況を尋ねようとしたけれど、優介先輩は人差し指をたてて口元に当てた。 電車で移動してたどり着いたのは、海沿いに出来た広場のような場所。 …そこに、智晴先輩はいた。 誰かを待っているみたい…? 優介先輩をもう一度見ると、ニッコリ微笑んで見てて、と囁いた。