もうこうなったら酔ったふりするか 「ここへ座れ」 ベッドをポンポンと叩いた すると北里ちゃんはオレの横に腰かけた 「オレがさ お前が好きなんだ! だから他のヤツなんて見て欲しくないんだ・・・」 もっといい 言い方があっただろうけど オレは精一杯だ 北里ちゃんは俯いて考えてる そして急に涙をこぼしだした 「何泣いてんだよ 泣くなよ」 と 頭をくしゃくしゃとする すると 「好き・・・」