青空のむこうに~バスケに恋して~



「桐沢ー。そいつと話してたら腐るぞー」


桐沢君がいる事に気が付いたマサシがそんな事を言った。


「腐るとか言いすぎー」

「ウケる~」


サエとカズミが手を叩いて爆笑している。


私は悔しくてこぶしを作った。

何か言い返そうとしたけど、言葉が出てこない。



でも、そんな3人を見て、桐沢君もフッと笑った。


「腐ってんのどっちだよ。だから過去の栄光にしがみつく事しかできなくて、腐った事しかできないんだろ」


笑みを浮かべたまま、そう言い放った。


笑っていた3人の表情が凍りつく。



桐沢君は3人を黙らせると、マホちゃんの前の席に座った。